大容量ファイルの送信 |
大容量ファイルの送信方法として、FTPの利用方法について説明しておりますが、
通信手段としてもっとも汎用性の高いメールを利用した
大容量ファイルを添付したメールの送信方法
について紹介します。
仕事で、顧客にデータや資料を添付してメール送信することがありませんか。
そんな時、作成する電子媒体の容量を送信相手のメールサーバーの容量にあわせて圧縮するのに苦労しておりました。
特に、10MBを超える程の大容量ファイルであれば、
一般的に普通のメールサーバーでは、まず送ることが出来ません。
このような場合、相手にデータを送る方法として、
FTPサーバーを利用することにより、大容量ファイルの受渡が可能となります。
しかし、相手側のネットワーク環境(組織のセキュウリティ)によっては、
利用できない場合があります。
最近の職場では、各人にパソコンが与えられ、
インターネットを使用することが出来るようになっています。
このインターネットの普及に応じてセキュリティ技術も発達しており、
大きな組織構成の会社等では、プロキシサーバーを介して、内部LANのアクセス権からインターネットの用途まで制限をかけている組織もあります。
このようなネットワーク管理を行っている組織に大容量ファイルを送信する場合、自前のFTPサーバや転送用サーバへのアクセスが拒否されることがあります。
ここでは、サーバー管理をしたくない方のために、
メール送信方法の豆知識として、メーラーとしてシェア率の高い
OutlookExpressを例にあげて、添付ファイルの分割送信を紹介します。
設定方法へ
ただし、この方法を用いる場合、双方の条件が合致していないと成立しません。
そのような条件が不確定な場合については、
無料で使用できる宅ふぁいる便を利用することも有効です。(50MB以下)
ただし、宅ふぁいる便を利用するには個人情報を登録する必要があり、
ダイレクトメールが送られてきたり、
利用者数が多いので、送受信にかかる時間が懸念されます。
送信から受信まで1日以上かかることもよくあります。
仕事では、宅ふぁいる便だからという理由は通用しないためCDに焼いて届けたことが多々ありました。
プライベートファイルの転送であれば、時間よりもコストを重視するが、
仕事上での用途など、
迅速性と50MB以上の大容量ファイルの転送が必要な場合は、
有料ですが、NTTビズリンクの利用が有効です。
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