ルーターのアドレス変換(NAT) |
概要のルーティングで少し触れておりますが、
アドレス変換(NAT)はサーバー構築に必要な最後の基本アイテムです。
注)このページから来られた方は、LANの構築、グローバルIPアドレスの内容をクリアーしておいてください。
ダイナミックDNSや固定IPアドレスの導入により、
自宅等のIPアドレスが任意となり、インターネットを介した自宅等の場所は確定するが、自宅内のLANの何処にサーバーがあるのかはわかりません。
ルーターを設置しているLAN内から、
インターネット上に公開されたサーバーへアクセスする場合(クライアント)は、
IPマスカレード機能により、LAN内の複数のパソコンで一つのグローバルIPアドレスを共有して使用することができます。
これに対して、
LAN内のサーバーをインターネット上に公開する場合(サーバー)は、
ルーターで自宅内LANのサーバーとなるPCへ導く設定が必要となります。
しかし、インターネットを介したすべての受信データをサーバーPCへ転送すると
ハッキングやウィルス感染にあう可能性が高くなり危険であるので、
ポート番号により必要な種類の受信データのみ送るように設定します。
このようなIPアドレスとポート番号を対にしたアドレス変換がNAT機能であります。
特定のポート番号のみ受信することにより、
ルーターを介している方がセキュリティは高まります。
また、アドレス変換は、サーバー公開の他、
インターネットゲームなどにも利用できますので各ソフトが指定しているポートで応用できると思います。
ただし、ポート解放によるウィルス感染(主に「Winny」「Share」等)や
部外者からの進入による被害に関する責任は、当サイトでは一切負いかねますのでセキュリティには各自で十分にご注意ください。
具体的にルーターにおけるアドレス変換(NAT)の設定方法を紹介します。
下記の機種と異なる場合でも設定する内容は同様なので参考になると思います。
・BUFFALO製 WZR-HP-G450H
・フレッツ光 CTU
・BUFFALO製 WZR-RS-G54HP
・YAMAHA製 RT57i
・富士通製 FLASHWAVE2040M1
・BUFFALO製 WLAR-128G(IADN用)
ルーターのNAT機能の設定は、機種により呼び方等が異なっておりますが、
ブラウザでルーターの設定画面へ入り、ローカルIPアドレスとポート番号が対になっている設定を探せば呼び方以外の設定項目はほぼ同様ですので、
上記で紹介した設定要領を参考にしてみてください。
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