グローバルIPアドレス |
インターネットを利用したwebサーバーの構築や、遠隔地との通信を行うには、
グローバルIPアドレスを任意(自分の住所を特定する)にする必要があります。
インターネット回線は、プロパイダとの契約により成り立っており、
グローバルIPアドレスは、プロパイダよりを与えられます。
この時に与えられるグローバルIPアドレスは、
通常、モデムの再起動やプロパイダの都合により変動する可変アドレスであります。(自分の住所は特定ではなく、何らかの拍子に変更する。)
サイトにアクセスする側であるクライアントであれば、
グローバルIPアドレスが何番であろうとも全く影響しません。
しかし、情報提供側となるサーバーでは、
グローバルIPアドレスが可変であると、クライアントはアドレスが変わるとサーバーへアクセスできなくなり、変更するたびにクライアントにアドレス変更を伝える必要が生じるので不便であり、また、不特定多数への情報配信目的とするHPなどの運営は不可能であります。
したがって、クライアント待ち受け側であるサーバーのグローバルIPアドレスは
任意(特定)でなければならないのです。
自分のグローバルIPアドレスが変わるかどうか確認してみてください。
グローバルIPアドレスの確認方法
1.今のIPアドレスをUGTOPで確認してメモしておく
(ここで表示されるIP=xxx.xxx.xxx.xxxがグローバルIPアドレスです。)
2.モデムの電源を一度切り、再度電源ON(モデムの再起動)
3.再度UGTOPで確認し、はじめに確認したIPと比較
(IPが異なっておれば間違いなく可変アドレスです。) |
グローバルIPアドレスを任意にするには、
固定IPアドレスを別途オプション契約することにより可能となります。
固定ipサービスラインナップ
固定IPアドレスの取得は、契約しているプロパイダによって異なり、
このサービスを行っていないプロパイダもあります。
個人向け固定IPアドレスサービスを提供しているちょっパヤ!ネットもあります。
契約プロパイダが固定IPアドレスの取得サービスを行っていない場合や
固定IPアドレスの取得にかかる費用を抑えたい場合は、
ダイナミックDNSサービスを利用することが有効です。
ドメインとは、インターネットでつながったネットワークに存在するコンピュータなどに付けられる識別子であります。
グローバルIPアドレスでインターネット上での通信は可能であるが、
数字の羅列であるIPアドレスでは扱いにくいのでアルファベットと数字を使うことのできるドメインが用いられるようになってきました。
(例:xxxxxx.com xxxxxx.jp xxxxxx.net xxxxxx.co.jpなど)
IPアドレスとドメイン名を対応させるシステムをDNSと呼び、インターネット上では全世界のDNSサーバーが連携して運用されております。
固定IPアドレスまたはダイナミックDNSを導入すると共にドメインを取得しましょう。
webサーバーはサブドメインでも運用可能であるが、
親となるドメインが消失した場合などには子供であるサブドメインも消失します。
特に、HPの運営を考えている人は、HPのアクセス数が出始めてから、URLの変更を行うと、HPの知名度もゼロから始めることになります。
webサーバーを立ち上げる際には自宅サーバー、(無料・有料)レンタルサーバー問わずに自分のドメインを取得しましょう。
ドメインを取得することにより、
サーバー移設に伴うURLやアカウントの変更が不要なります。
ただし、ドメインを取得すると管理費用がかかります。
手始めに行う人は、管理費用の安価(800円/年)なリンククラブがお勧めです。
ダイナミックDNS→ このページの先頭へ
|
|