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サーバー
ネットワークの中で各種サービスを提供する側のコンピュータをサーバーといい、
そのサービスを受ける側のコンピュータをクライアントと言います。
サーバーには、いろいろな種類があり、
「ネームサーバー」「ファイルサーバー」「プリントサーバー」
「メールサーバー」「WWWサーバー」[FTPサーバー]
「リモートアクセスサーバー」などがある。
・ネームサーバー
ネームサーバーとは、ドメイン名とIPアドレスを対応させるサーバーであり、
そのシステムはDNS(Domain Name System)と呼ばれることから、DNSサーバーとも言います。
等サイトであればURLに示されている[useful-network.com]の部分がドメインであり、インターネット上で使用されているドメインとグローバルIPアドレスとを対応させる役割を担っています。
また、LAN内においてもWindowsのコンピュータ名とローカルIPアドレスとを対応させる役割も同様である。
したがって、ネームサーバーは、あらゆるネットワークに存在しているおります。
・プリントサーバー
プリントサーバーとは、印刷要求を受けて管理するプリンターで印刷するサーバーであり、クライアントからプリントサーバーに印刷要求した時点でそのクライアントPCの役割は終了するので、印刷負担が軽減される。
最近では、プリントサーバ機能だけを有する小型機械が主流となっている。
・ファイルサーバー
ファイルサーバーとは、データを集中管理するサーバーであり、事務所などのLANを構築されている環境などでは最もなじみ深いサーバーであります。
フォルダを共有することにより、簡単にサーバーとなります。
専用のサーバーマシーンをおかない場合などは、クライアントとサーバーが混在することになり、データの取扱いが煩雑になることがありますので、データの管理方法を定めて運用する必要があります。
・メールサーバー
メールサーバーとは、電子メールを送受信するサーバーであり、通常インターネット上に公開して運用します。
インターネットを介し世界中でメールのやり取りを行うには、
[25]と[110]のTCPポートを開放する必要があります。
・WWWサーバー
インターネットで標準的に用いられるドキュメントシステムであるWWW(World Wide Web)システムによる情報送信を行うサーバーで、webサーバーとも言います。
このホームページ(HTML文書等)もWWWサーバーを通じて配信されており、HTML文書等をインターネットを介して公開するには、[80]のTCPポートを開放する必要があります。
・FTPサーバー
FTPサーバーとは、ファイル転送プロトコルを用いてデータの送受信を行うサーバーで、サーバーにファイルを送信したり、FTPサーバーを介してデータの受渡に利用することができます。
古くから用いられている便利なサーバーです。
・リモートアクセスサーバー
リモートアクセスサーバーとは、ネットワークに外部からアクセスし、あたかもネットワークに存在するクライアントのように情報の共有や周辺機器の活用を可能とするリモートアクセスを司るサーバーであり、RASサーバー(Remote
Access Server)とも言います。
このRASサーバーを介すことにより、インターネット内に仮想プライベートネットワークといった独自のトンネルを構築することが可能となり、事務所間などの遠隔地を含むLANを構築することができる。
仮想プライベートネットワークは、VPN(Virtual Private Network)とも呼びます。
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